回収された廃棄物は、当社が所有する都内初の医療廃棄物専用焼却炉によって 焼却されます。常に現行規制に適合した設備へと更新されるこの工場は、 専用焼却炉ならではの高度な処理能力を有しています。 燃焼時に発生するダイオキシンも、その99%以上捕捉可能なバグフィルターや、 焼却灰の飛散を最大限に防止する自動灰出装置も完備されています。
専用収納箱に収められた医療廃棄物は、収納箱ごとに焼却炉投入口まで コンベアーで運ばれるため、きわめて安全かつ衛生的に処理されます。 常に収納箱が整然と置かれた状態の工場内に、 一般的な産業廃棄物処理工場においてよく見られる他の廃棄物との混在や 雑然としたイメージはありません。 これも、医療廃棄物専用工場だから実現できることの1つといえます。
専用焼却炉には、医療廃棄物専用保管庫が併設されています。
約300立方メートルのスペース(保冷車輌約30台分に相当)があり、
安全性を確保するために、委託された廃棄物はこの専用保管庫に収め、
保冷された環境で安全、確実に管理されます。